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今週のアート業界

The Art World This Week 今週のアート業界 

 

MutualArtが配信するニュースから、今話題のアートネタをピックアップ。
今週アート業界におこったアレコレを、Curioオーナー渡木のコメントと共にお届けします。


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Black Lives Matter Sculpture of Jen Reid Removed From Colston Plinth  
 コルストンの台座から、ジェン・リードのブラック・ライヴズ・マターの像、撤去される

 

抗議者の彫刻は、アーティストのマーク・クインが収集するために博物館に運ばれたとブリストル市議会は発表しています。


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・Banksy Tube Graffiti: Cleaners ‘Unaware It Was by Artist’
 バンクシーの地下鉄の落書き:掃除業者「バンクシーによるものだと気づかなかった」

 

掃除業者は、ロンドンの地下鉄に描かれた落書きを消す際、世界的に有名なバンクシーのものだと知らなかったと、BBCは伝えました。

※キュリオ・渡木コメント
『バンクシーがほくそ笑むのが、目に浮かびますね。』


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James Murdoch to Buy Major Stake in Art Basel’s Struggling Parent Company
 ジェームス・マードック、アートバーゼルの窮地にある親会社の主要株式を購入

 

アートバーゼルのスイスのオーナーである、MCHグループは、メディア界の大物でビリオネアのルパート・マードックの息子ジェームスに、44%の株式を売る予定であると発表しました。

※キュリオ・渡木コメント
『香港、スイス・バーゼルと2会場の開催中止で、資金難ということか?』


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New York Grand Jury Indicts Inigo Philbrick on Federal Fraud Charges
 ニューヨーク大陪審、連邦制の詐欺罪でイニゴ・フィルブリックを起訴

 

アートディーラーのフィルブリックは、太平洋の島バヌアツでFBIによって逮捕され、連邦政府の管理下に移送されていました。



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Frieze Cancels October’s London Fairs Amid Coronavirus Pandemic
 フリーズ、コロナの感染拡大で、10月のロンドンフェアを中止

 

中止決定は「関連するすべての出資者との長期の協議の後に」発表されました。

※キュリオ・渡木コメント
『大きなアートフェアは軒並み中止傾向。小さいのは開催しているところもいくつかあります。』


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British Airways to Sell £1.2m Bridget Riley Painting
 ブリティッシュ・エアウェイズ、ブリジット・ライリーの絵画を120万ポンドで売却

 

コロナウィルスの感染拡大の影響で、需要の崩壊により、ブリティッシュ・エアウェイズは莫大な損失を受けました。危機への対応として、自社のアートコレクションの販売を始めました。

※キュリオ・渡木コメント
『美術品のコレクションが、企業価値の上昇だけでなく、危機対応もできる好例になってほしい。』


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・Notre Dame: Cathedral’s Spire Will Be Restored to 19th Century Design  
 ノートルダム:大聖堂の尖塔が19世紀のデザインに復元される

 

昨年4月の火災で、崩壊したノートルダム大聖堂の尖塔。元のゴシックデザインに従って復元されるということです。


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Metropolitan Museum of Art to Reopen Five Days a Week in August
 メトロポリタン美術館、8月に週5日で再開

 

8月29日から再開を予定、3つの新しい展覧会が開催予定です。


※キュリオ・渡木コメント
『NYは少しずつ減少傾向ということで、再開に踏み切ったというか踏み切らずをえなかったのだろう。』

 

 

※この記事はMutualArt Magazine の掲載記事「The Art World This Week」の抄訳です。
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